STEP WGN e:HEV SPADA に乗り換えて半年くらい経ちますので、所感を記しておきます。
納車時の様子
見た目は直線基調のシンプルな造形が特徴。ライバル車種の NOAH / VOXY とは対照的で、スッキリしたデザインを好むならオススメです。変に張り出した部分が無いので車両感覚が掴みやすいというメリットも感じます。
ボディカラーはミッドナイトブルービーム・メタリックを選択。SPADA には今のところプラチナホワイト・パール(白)以外濃色しかなく、しかもトワイライトミストブラック・パール(紫)とミッドナイトブルービーム・メタリック(青)は実際はカタログほど明瞭な色ではなくほぼ黒なので、暗いところではクリスタルブラック・パール(黒)と区別が付きません。個人的には、SPADA にも明度と彩度が高い色が欲しいところです。 ちなみに街中でよく見かけるのは黒、白、時々グレー、稀に紫といった感じ。ウチのと同じ青はまだ見たことがないです。
内装も外装同様に直線基調でシンプル。高級感こそないものの落ち着いていて気になりません。特徴が無いとも言えますが、運転に没頭できるという意味では好ましい印象です。
面白いのが、タブの裏側や小物入れのソフトパッドの下など、色んなところに STEP WGN のシルエット「隠れステップワゴン」が潜んでいて、これを探すのも楽しみの一つです。
ダッシュボードのタブの裏
センターコンソールの中敷きの裏
さてこれはどこでしょう?
内外装とも華美さを抑えたスッキリした造形でありながら、要所に絞って施されたクロムメッキや面取りなどがアクセントとなり締まった印象です。ただ内装はプラスチックをひしひしと感じるのでやや安っぽさも。
エレクトリックギアセレクター
e:HEV はシフトレバーではなくボタンで P、R、N、D/B を選択します。D/B は押すたびに D と B の走行モード切り替えとなり、D は回生ブレーキ最弱、B は回生ブレーキ最強がデフォルトです。どちらのモードでも、後述する減速セレクターで回生ブレーキの強さを変えられます。B モードだと、赤信号での減速なんかは停止ギリギリまでブレーキを踏まなくてもいける感じの制動がかかります。なお、クルーズコントロール(ACC / LKAS)を使用する際は D モードを選択する必要があります。
減速セレクター
SPADA にはパドルシフトの様なものが付きます。e:HEV では「減速セレクター」と名付けられており、回生ブレーキの効きの強弱を4段階で切り替えできます(加速には影響しません)。e:HEV ではない方の SPADA では CVT + マニュアル風制御の普通のパドルシフトとなります。